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2020年11月17日
奈良・香芝市 ごみ収集契約無効判決で約2憶円委託料返還されず

奈良県香芝市が市内の廃棄物処理業者と平成28年に結んだごみ収集・運搬業務の委託契約は無効とした最高裁の判決を受け、市が委託料など約2憶円の返還を業者側に請求したが、期日を過ぎた12日現在も業者側が支払いに応じていないことが判明。市は「訴訟提起も含めて今後の検討している」とした。

 

市によると、9月25日付で11月7日を期日に返還を求める文書を業者側に郵送したが、12日午後5時現在も支払いされたとは確認できていない。利息に当たる遅延損害金を含めた請求額は約2憶2千万円以上になるとしている。

この委託に関して、市が同28年2月に「指名型プロポーザル方式」で入札を実施し、この業者を選定していた。同年3月から業務を開始したものの、地元住民らは「入札は形だけで契約する業者が事前に決まっていて違法だ」と訴え、業者から委託料を返還させるよう市に求めて提訴していた。同30年の1審奈良地裁、今年2月の2審大阪高裁とも、委託料の返還を請求するよう市に命じ、最高裁は9月8日付で市の上告を棄却する判決が下ったもの。

 

香芝市の福岡市長は「返還請求訴訟の提起も含めしっかり協議し、委託業者に返還を求めていく」とコメントし、今後、提訴も含めて検討するとしている。

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