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2020年07月25日
アメリカ バーモント州が生ごみの堆肥化を義務に

 

全米で初めて「生ごみ」をごみ箱に捨てることを禁止した州として知られているアメリカ・バーモント州は、2020年7月1日から適用された環境に関する法律「ACT 148」で、使い捨てプラスチックのストローやビニール袋、使い捨て容器の利用禁止などに加えて、生ごみの堆肥化を義務するとしている。

 

対象となる生ごみは、野菜の皮や種、卵のから、コーヒーかす、茶殻、そして食べ残しなど。同州は、家庭でのコンポストの設置のほか、リサイクル業者に食品ロスを送ることを推奨している。また、政府のウェブサイトにて市民が具体的にどう行動すればいいのかを示すガイダンスの作成を準備するほか、堆肥化について学ぶワークショップなども実施し、住民全員で本気でごみを減ら取り組みをしてく方針。

 

バーモント州では、家庭ごみのうち生ごみが約4分の1を占め、飲食店から出される廃棄物では、食品ごみが全体の半分以上にもっている。もしこれらの食品ごみが埋立地に送られた場合、酸素がない状態で分解されることとなるため、CO2よりも84倍も強力な温室効果ガスであるメタンが20年間にわたり、発生し続けると試算された。そこでこれらを捨てずに堆肥化することは、重要な気候変動対策につながるとしている。

 

今回の取り組みにより、州全体の食品リサイクル・堆肥化率は、30%から60%に向上する見込みで、成功すればアメリカ国内で最も環境対策が進んだ地域のひとつとなる。
カナダ国境に面し、米国で6番目に大きな淡水湖「シャンプレーン湖」のあるバーモント州は、美しい自然に囲まれ、環境への意識が高い地域ならではの積極的な取り組みとされる。

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