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2019年09月26日
宇部興産など4社協業 廃プラのガス化ケミカルリサイクル

宇部興産、昭和電工、日揮、荏原環境プラントは、先月に秘密保持契約を締結の上、EUP(Ebara Ube Process)を活用した廃プラスチックのガス化処理設備の EPC(設計・調達・建設)に関わる協業の検討に乗り出した。

 

近年、廃プラのリサイクル推進は世界的な課題となる中、日本国内におけるプラのリサイクル率は86%で、その内資源循環されているプラは13.5%と低く、残りは海外輸出やサーマルリサイクルなどに頼っている。
昨今、中国や東南アジア諸国においては固体廃棄物輸入の規制強化の流れが強まっていて、日本はじめ各国においては、早急に自国での資源循環システムの対策が必要とされる。


廃プラのガス化ケミカルリサイクル(CR)は、他の方法ではリサイクルが難しい異種素材や不純物を含むプラを分子レベルに分解し、さまざまな化学物質に再生することが可能であり、リサイクル率の大幅な向上が期待されている。

EUPは、荏原製作所と宇部興産が2000年に開発した廃プラを酸素と蒸気による部分酸化によりガス化し、アンモニアやオレフィンなどの化学品合成に利用可能な合成ガスを生産するプロセス。


昭和電工川崎事業所で2003年から稼働し、このEUPが採用されているガス化設備には、ガス化CR用途としては、世界で唯一の長期商業運転実績をもつ技術。
これら4社は、年内を目途にEUPのライセンス契約を締結の上、国内外においてガス化処理設備に関わる積極的な営業活動を展開し、EUPを用いた廃プラガス化処理設備の提案とEPC業務遂行する方針。また、今後はEUPを含む設備により合成されるアンモニアやオレフィンなどを用いた化学品製造設備の提案を通じ、国内外でのガス化CRの普及と資源循環推進にも注力していく。

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