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2017年10月02日
鉄スクラップ・古紙再生資源取引価格上昇

鉄スクラップや古紙などのサイクル資源の国内取引価格が値上がりしている。1年前に比べ、鉄スクラップは約7割、古紙は約2~3割上昇している。東京地区の鉄スクラップの買取価格は1t、33,000円、大阪地区では、32,000円となっており、それぞれ69%、66%高くなっている。中国の鋼材生産が好調で、中間製品である粗鋼半製品の輸出を減らしているとみられ、中国産の粗鋼半製品を使用するベトナムや韓国の電炉がスクラップの買いを増加させている。電炉大手の東京製鉄や共英製鋼は、10月契約の鋼材価格を上げるとみられる。

 

一方、東京地区の段ボール古紙の問屋買取価格は前年度同時期に比べ2割上昇の1kg12円。中国で、インターネット通販業界が活発化し、古紙から再生する段ボールの消費が伸びているという。日本の古紙は、ごみの混入などが少ないためか品質が良く、品薄状態が続いている。製紙会社大手の日本製紙や王子ホールディングスは古紙の買値を7月から1kg3円引き上げ、東京の市中価格は前年同時期比で3割の増し。段ボール箱メーカー大手は10月より、メーカーや通販会社などの顧客との値上げ交渉に入るとみられている。