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2018年04月30日
山口県 中特ホールディングス 食品廃棄物を食べさせたダチョウの卵から抗体商品に再生

山口県周南市の中特ホールディングスが、食品廃棄物を食べさせたダチョウの卵から抗体商品に再生する事業を展開している。

 

同社は、同県下松市にある廃棄物処理工場で、ダチョウのオスを2羽、メスを5羽を飼育し、1日約70kgの野菜くずなどを食べさせている。ダチョウは声帯がなく鳴かないことから騒音の心配がない上、腸が長く糞尿の臭いもほとんどないなど周辺地域への影響が少ない。

 

メスは、1個当たり1.5kgの卵を年間約200個産む。当初は、洋菓子や卵焼きに調理していたが食べきれなかったという。そこで、ダチョウの卵で、ウイルスや細菌などから身を守る抗体を作る研究をしている京都府立大学との共同研究を2013年に開始した。アレルギー物質をメスに注射すると、体内でできた抗体が濃縮し卵黄へ移動。卵が大きいため大量の抗体を一気に取り出せる。また、食品廃棄物を食べさせているのでコストも最小限に抑えられる。

 

2014年には、ハウスダストによるアレルギー予防や症状緩和が期待できる抗体入りスプレーの商品化に成功。2018年3月には、スギ、ヒノキ、ブタクサ、イネの花粉アレルゲンに対する抗体を含む黒糖のど飴を作った。卵1個から取り出す抗体で90,000個分の飴になるという。花粉症患者のパッチテストで、この抗体を摂取することで、くしゃみや鼻水などの症状が改善した。これは、花粉症を誘引するヒトの抗体が作られる前に、ダチョウの抗体がアレルゲンを覆い、無害化するためという。

 

同社は、今後も生活環境の様々な問題を解決していきたいとしている。

 

tstock
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